糖尿病性神経障害の病状

糖尿病性神経障害の病状

糖尿病性神経障害の病状は色々です。两手と两足の痛みを告げる病人やけが人もいますが,自覚病状は全くないという病人やけが人もいます。

手足の痛みやしびれ,冷え,ほてりといった病状(感覚神経障害といいます)は,神経障害の起こり始めに多くみられます。また,年月が経つと便秘と下痢のくり返し,勃起障害,立ちくらみといった病状(自律神経障害といいます)が出るようになります。さらに,神経の数が減っていくのに並行して感覚が鈍くなり,ちょっとした傷に気づかず手当てが遅れて潰瘍になってしまったり,軽いケガややけどから,より大きな傷を負ってしまうリスクが大きくなります。自律神経障害も,放っておくと低血糖状態に気づかず突然意識を失ったり,心筋梗塞を起こしているのに痛みがないなど,非常に危険です。

糖尿病性神経障害は,起こり始めの時期に気づくことがもっとも大切です。1/3以上の病人やけが人は,糖尿病と診断されてから1年以内に,痛みなどの病状を感じるとする調査結果もあります。何か病状や気になることがあるときは,「血糖コントロールが悪いことを怒られるのでは」などと心配せずに,主治医の先生に相談してみましょう。糖尿病性神経障害が起こっているかどうかは,「アキレス腱反射」などのごく簡単な検査でもわかりますので,進んで受けましょう。

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